ご飯・パン・麺 ::: マレーシアごはんの会



マレーシアで食べられている米は、香りのあるタイ米(インディカ米)が主流。パラパラ米にチリソースやカレーがよくからみ、サラサラとした喉ごしが熱い国によく合います。また、麺類はスープ麺かドライ(汁無し)麺。日本の冷麺のような冷たい麺はありません。ごはんは温かい、が原則です。


ナシレマ

Nasik Lemak ★
マレー系 / 中国系

甘いご飯と
激辛チリソースの
絶妙な相性。

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ナシレマとは、ココナツミルクで炊いたごはんです。これには、ドライチリでつくる激辛のサンバルソース(写真手前、ケチャップのようなもの)が欠かせません。サンバルは、辛いのですが、口に入れた一瞬、コクのある甘みが広がるんです。その正体は玉ねぎ。味の時間差攻撃とでもいいましょうか、最初に玉ねぎの甘み、その1秒後にチリの辛さがぐわっと襲って来て、それから条件反射で汗がどばっ。この刺激、たまりません。ナシレマは、サンバルの味でその評価が決まるといっても言いすぎではありません。つまり、「ナシレマがおいしい店」を正確に表現するなら「サンバルがおいしい店」なのです。このサンバル、作るのはとても大変。大量の油に、水分たっぷりのおろし玉ねぎを加えるので、油が飛ぶ、飛ぶ!作っている光景は、まさに油の地獄絵図。屋台でナシレマを食べるときは、厨房の壁に注目してみてください。壁に飛び散るソースの赤いしるし。これは、おいしいサンバルのために、危険に立ち向かった料理人の勇気の証しなのですから。

iconmalay.jpgちょっとひとこと
ナシレマは、お菓子の香りづけによく使われるパンダンの葉っぱを入れて炊きます。誰が何といおうと、マレーシアごはんは、香りが命です。

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激辛好きは「サンバル、ラギ(もっと!)」と注文すれば、てんこもりに。具はマトン

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定番のナシレマの具。サンバル、ゆで卵、揚げた煮干し、皮つきピーナッツ、きゅうり

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「マレーカンポン」(日本のマレーシア料理店)のナシレマ。半熟卵がにくい

Data

値段★3~6リンギ(約100~200円。つけ合わせの具によって値段がかわる)
写真★カンポンバルのナシレマ専門店「アンタラバンサ」

(2009年時点の情報です)

ペナン
 アッサムラクサ

Penang Asam Laksa
マレー&中国系

強烈な匂いに撃沈
でもなぜか…やみつきに。

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新鮮なサバやアジの身をミキサーで豪快にジュースにし、そのままスープに使った麺料理。スープ麺というよりも、噛み噛みしたくなるくらい食感が残った魚汁という感じで、とにかく強烈なのが匂い。小海老を発酵させて作るペーストの刺激臭が、スープの青魚の身の匂いで増長され、お店の数十メートル先から匂うこと、匂うこと!正直に言って、マレーシアにいるころはちょっと苦手で、これを「好き!」と言い切れる日本人を尊敬のまなざしで眺めておりました。この料理のポイントは、アッサムとよばれるタマリンドのしぼり汁。柑橘系よりもやわらかな酸味で、魚汁を爽やかな味にしてくれます。そこに赤唐辛子のピリリとした辛さがプラスされ、なんとも表現しがたい、食べてみないと分からない複雑な味なのです。アメリカのニュース局CNN・アジア地区の観光情報を提供するサイトが発表した2011年の世界で人気の美食、堂々の第7位!たしかに、一度食べると忘れられない、記憶に残る料理です。音

iconmalay.jpgiconchina.jpgちょっとひとこと
別にアッサムラクサもあります。ペナンアッサムラクサはどろっとしたスープ、レンゲの上に乗った黒ソースが特徴。アッサムラクサは比べると薄めの味。写真はペナン在のアリスタさんより。音

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ラクサ麺は直径5ミリほどの太麺でつるつる。具は小さな玉葱、ラクサリーフなど

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日本で作ったことがあります。豪快にサバを茹でます。茹で汁もスープに入れます

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マレーシア人の友人と作ったアッサムラクサ。ゆで卵、パイナップルも乗せました

Data

料理の値段:4リンギ(約100円) 
おすすめの店(写真):ペナンのAir Hitamの屋台

(2011年時点の情報です)

クレイポット
チキンライス

Claypot Chicken Rie ★ 中国系

土鍋で炊いた
タイ米はホクホク。

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土鍋で炊いたチキンライス、マレーシア版の釜めしです。土鍋で炊くことで、タイ米がしっとりふっくら立っていて、鍋底についたお焦げがなんとも香ばしい。さてこの料理、1人前がたぶん米1合ほどの量なのですが、いつもペロリッ。これには理由があります。それは、食べ進むごとに味の変化を楽しめるから。鶏肉が具のメインですが、ほかにもジューシーな中華ソーセージ、椎茸、そして塩魚。塩魚とは塩漬けアンチョビをさらに塩っ辛くしたような味で、少量でも存在感は抜群。この塩魚を口にすると、山のものが海のものになったくらいの味の変化があり、ご飯がまたグッと進むのです。これらの具材、味的に混ざり合っていないのがまたいい。それぞれが主張のある味で、どこを食べても新鮮なおいしさをあたえてくれる見事なコラボ。お好みで生卵をトッピングしてもらえば、まろやかさもプラスね。つけ合わせのピリ辛ニンニク醤油ダレを合わせれば、最後まで飽きない大盛り料理なのです。

iconchina.jpgちょっとひとこと
通常、屋台の土鍋は1人用ですが、10人用の土鍋でシェアしたことがあります。中華鍋くらいの巨大な土鍋にぎゅうぎゅうに詰まったご飯(右下写真です)。

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食べる前にしっかり混ぜる。土鍋のまま食べると熱いので、皿に取りわけることも

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黒っぽいのは中国醤油をつかっているため。見た目ほど辛くない、やさしい味

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巨大クレイポットの真ん中にあるのは生卵。この料理は事前予約が必須

Data

値段★5リンギ(約150円) 
写真★クポンの屋台

(2009年時点の情報です)










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